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進藤冬華

2016.12.07 [水] - 2016.12.18 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)

※全イベントで進藤冬華のパフォーマンスが行われます。

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12月10日(土) 19:00~
オープニングパーティー

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12月11日(日) 19:00~
ゲストトーク
ゲスト:四方幸子

四方幸子(しかた ゆきこ):キュレーター。多摩美術大学・東京造形大学客員教授、明治大学兼任講師、IAMAS(国際情報科学芸術大学院大学)非常勤講師。AMIT(Art, Media and I, Tokyo)ディレクター。アートと科学を横断する数々の展覧会やプロジェクトをキヤノン・アートラボ(1990-2001)、森美術館(2002-04)、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC](2004-10)キュレーター、またインディペンデントとして国内外で実現。国内外の審査員・共著多数。近年の仕事に札幌国際芸術祭2014(アソシエイト・キュレーター)、KENPOKU ART 2016 茨城県北芸術祭(キュレーター)がある。

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12月17日(土)15:00~
Pre Ongoing School(先着30名様)
作家本人による展示作品の解説を含めてのレクチャー お好きなケーキとお飲物がついてきます

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12月18日(日) 19:00~
ゲストトーク
ゲスト:うらあやか、濱田明李、二十二会(渡辺美帆子、遠藤麻衣)

うらあやか:1992年神奈川県生まれ、武蔵野美術大学油絵学科卒業。
相反する物事(例えば大勢とひとりぼっち、見る側と見られる側、過去と現在等)を反転若しくは攪拌する装置としての作品を目指す。
主なグループ展にTERATOTERA(三鷹 2016年 東京)、PARTY(ArtCenterOngoing 2016年 東京)、アート市原(旧里見小学校 2015年 千葉)など。
urayaka.jimdo.com

濵田明李:1992年高知県出身、東京都在住。武蔵野美術大学油絵科卒業。自作の物体や拾ったものなどを使ったパフォーマンスアート作品をライブで発表する。ゆっくりうごく。最近の主なパフォーマンス出演は吉原芸術大サービス2016(台東区浅草吉原界隈)、シーサイドプールサイド(稲毛海浜公園)、どうぶつえん by aokid(代々木公園および京都鴨川ほとり), 2013-2016 NIPAF International&ASIA, IN : ACT NIPAF WS(ハノイ、ホーチミン)など。

二十二会:
渡辺美帆子と遠藤麻衣による演劇ユニット。発表の場は、美術館、劇場、オルタナティブ・スペースなどさまざま。演劇を構成している「演出家」「俳優」「観客」といった素材を使って遊びます。主な発表は「へんなうごきサイファー」(MOTアニュアル2016 キセイノセイキ/東京都現代美術館,2016)(千住フライングオーケストラ/足立市場,東京,2014)、”Cut Piece”(N.N.N.5/STスポット,神奈川,2014)、「二重にたぶらかす」(blanClass,神奈川,2014)、「目に殴られた」(22:00画廊/東京,2014)など。

渡辺美帆子 Mihoko WATANABE
(http://watanabe.s306.xrea.com/watanabemihoko.com/index.html)
1987年東京都生まれ。演出家。渡辺美帆子事務所主催。2010-2013年青年団演出部所属。劇場に女性を展示したインスタレーション型演劇作品「点にまつわるあらゆる線」(2012)、人形を街角に置き、そのデータを元に俳優の人格形成を行う演劇作品「次、誰か、よろしく!」(2012)等を創作。

遠藤麻衣 Mai ENDO
俳優・美術家。東京芸術大学美術研究科博士後期課程在籍。主な作品に「あなたに生身の人間として愛されたいの。」(MOTアニュアル2016 キイセイノセイキ/東京都現代美術館)、「ボクは神の子を妊娠した。」(キュレーション:飯盛希/TAV GALLERY, 2015)、「アイ・アム・フェミニスト!」(コーディネート:河口遥/GALLERY BARCO, 2015)。主な出演に《へんなうごきサイファー》(二十二会, 2014~)、《イスラ!イスラ!イスラ!》(岡崎藝術座/三重県総合文化センター, 2016)《始末をかく》(戯曲:岸井大輔, 2013~2018)。
http://maiendo.net/

2014年にOngoing AIRに参加した北海道出身の進藤冬華による個展『穴』。自身が暮らす北海道やその周辺地域の歴史や文化を手掛かりにした作品をこれまで数多く発表してきた進藤。作品を構成するのは、縫い物や刺繍といった彼女自身による手仕事が多いが、そのどれもが綿密なリサーチの上で成り立っているのがいつも興味深い。本展では、歴史的、社会的な状況を踏まえ、本人がこれまでなかなか手をつけられないでいたアイヌの民話を基にした作品を初めて発表。二人のおじいさん、山、海、そしてお尻の穴がキーワードとなったインスタレーション。透明のプラスチックでできた鮭やイトウ、カレイやカニ、そしてラッコにクジラ。またダンボールで出来たとんかちや包丁。ブルーシートの海、紙の山など、手作り感満載の彫刻が並ぶ。会期中は、進藤本人が二人のおじいさんの話を再現したパフォーマンスも行った。朴訥としたナレーション付きで、なんとも記憶に残ってしかたない。
小川希(Art Center Ongoing) 
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進藤冬華

coming soon…