Art Center Ongoing

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100年前の世界の話 / 100年後の未来のために

小鷹拓郎

2017.05.03 [水] - 2017.05.14 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)

2014年以来、Art Center Ongoingでは3年ぶり、4回目となった小鷹拓郎の個展〈100年前の世界の話 / 100年後の未来のために〉。これまで、うそとまこととの境界線上を自ら行き来することで浮かび上がるトンデモ世界を追い求めてきた小鷹だが、本展ではそうしたスタイルを完全に封印。会場は二つの空間に分かれ、手前ではメキシコ人の男女が破滅的な世界(我々が生きる現在の世界について語っているかのよう)を振り返るインタビュー映像「100年前の世界の話」が流されている。これは未来人の郷愁が照射する現代社会の狂気か。一方、壁を挟んで奥の部屋では小さなモニターに小鷹と妻のトモちゃん、そして前年に生まれた息子の野太郎を巡るホームビデオ「100年後の未来のために」が流されている。子供ができたことを実の父母に知らせるシーンや、これから生まれてくる子供に送る小鷹とトモちゃんによるビデオメッセージなどで構成されている。そうした言葉だけを聞けば、どこにでもありそうなホームビデオに思えるかもしれないが、前の部屋の映像との対比によって、当たり前の幸せがいかに得難く、交換することのできない尊いものなのかを実感させられる。クレイジーアーティスト小鷹拓郎の新境地。泣いた。

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5月3日(祝・水)19:00~
オープニングパーティー

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5月5日(祝・金)19:00~
国立奥多摩美術館の極秘大作戦会議
ゲスト:永畑智大、蜷川千春、ほか

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5月12日(金)19:00~
100年後の未来のために話すこと
ゲスト:山本篤

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5月14日(日)15:00~
Pre Ongoing School
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー。お好きなケーキとお飲物がついてきます。

小鷹拓郎

アーティスト、映画監督。1984年埼玉県生まれ。 社会の分断を抱える地域でフィールドワークを行い、ドキュメンタリーとフィクションを行き来するアートフィルムを制作。文化的背景や民俗学的視点を取り入れながら、モキュメンタリー […]