Art Center Ongoing

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the aggregate / phobia

小松葉月/芝愛弥葉

2014.07.16 [水] - 2014.07.27 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)

ここまで小松作品、ここから芝作品

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7月19日 (土) 19:00~
作家を囲んでのオープニングパーティー


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7月25日 (金) 20:00~
トークイベント
ゲスト:若木くるみ(アーティスト)


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7月26日 (土) 19:00~
トークイベント
ゲスト:佐々瞬(アーティスト)


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7月27日 (日) 15:00~
Pre Ongoing School
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー
お好きなケーキとお飲物がついてきます

ともにArt Center Ongoingでは初となる小松葉月、芝愛弥葉による2人展『the aggregate / phobia』。制作とは物を新たに創出するというよりも、マイナスをプラスに変えるための手段と話す小松葉月。本展では、5つの座布団が敷かれ、それぞれの前に巨大な茶碗のような焼き物が並ぶ。それらを囲むようにして、壁には家族がその茶碗に向かい座る日々を写した同じ構図の無数の写真がびっしりとはられている。お茶を楽しむ家族の記録写真としては度を超えた量の同じ構図の写真に目眩を覚える。
一方の芝は2台のスクリーンの間に置かれたテーブルで、目隠しをされた女性が「ユムシ」というグロテスクな生き物をひたすらさばき、食べていく様子をとらえた作品を含む2点の映像作品を発表。自身が書いた詩の再現と、ハワイに行った際見たテレビのタイムテーブルが永遠に続くかのように思えた恐怖を描きたかったと話す。延々と流れていく日々を、淡々とこなす。その行為が何かを傷つけていること、またそうした事実への無関心を示唆しているかのよう。
「集合体 / 恐怖症」という意味を持つ本展。制作をリハビリのようなものとして位置付けている小松と、日々の中で記録するかのように言葉を紡ぎだし映像へと発展させていく芝。2人にとってアートとは、時に冷たい世界と対峙するために生み出した独自の方法論なのかもしれない。
小川希(Art Center Ongoing)

芝愛弥葉

1990年、神奈川県生まれ、東京を拠点に活動。2014年、女子美術大学 絵画学科 洋画専攻修了。2019年、映画美学校 第22期 初等科 フィクション・コース修了。 アーティスト、映画監督として活動し、映像、インスタレー […]

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小松葉月

coming soon…