Art Center Ongoing

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映した音という整理品の分配を巡って

青木真莉子

2014.01.22 [水] - 2014.02.02 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)

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1月22日 (水) 19:00~
オープニングパーティー
参加費:1000円 (軽食+ワンドリンク+入場料込み)

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1月25日 (土) 19:00~
Art Center Ongoing 6周年記念パーティー
参加費:1000円 (軽食+ワンドリンク+入場料込み)

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1月31日 (金) 20:00~
『オンゴーイングの文化の日』
パールフィ・ジョルジ監督の『タクシデルミア ~ある剥製師の遺言~』でもみながら
ホスト:青木真莉子

要ワンドリンクオーダー

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2月1日 (土) 19:00~
「屋根裏のサクセス&ストーリー」漫才、パフォーマンス
ゲスト:柴田漢央(武器職人)、湯浅加奈子(アーティスト)
参加費:1000円 (ワンドリンク+入場料)

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2月2日 (日) 15:00~
Pre Ongoing School
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー
お好きなケーキとお飲物がついてきます
料金:1500円 (ケーキとドリンク付き、先着30名様)

2011年の2人展を経て、Art Center Ongoingでは初となる青木真莉子の個展『映した音という整理品の分配を巡って』。それまでどちらかというと彫刻やインスタレーションの作品イメージが強かった青木だが、本展では映像をメインに発表。小さな木の部屋の中で踊る青い覆面を被った操り人形たちと、天井の低い屋根裏部屋の和室にいる毛皮を被った人物が交互に映し出される。時折、木の部屋の方には透明の液体がしたたる青い石が登場したり、和室の方では大量の白いバラが画面を覆う。毛皮、白い花、覆面、石、そして顔の見えない人形と人間。二つの世界は呪術的な雰囲気を醸し出し、どこかで呼応しながら、絶妙なバランスを保ち続ける。構成としてはシンプルでありながら、観るものの想像力を豊かに誘う神話的映像作品。1階のカフェでは、映像で使われた操り人形や大量の白いバラでできた立体物も展示されていて、神話と現実が溶け合っているかのようだった。

青木真莉子

1985年埼玉県生まれのアーティスト。 東京を拠点に活動。 ビデオ、写真、絵画、衣服、立体を使ったインスタレーションを制作。 様々な民族のアニミズムに基づいて目の前の世界を再構築し、見たことがあるようでない風景を作ろうと […]