Art Center Ongoing

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ところどころ春冬

地主麻衣子

2012.09.05 [水] - 2012.09.16 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)

作品上映時間(本編77分)
12:10 / 13:30 / 14:50 / 16:10 / 17:30 / 18:50 / 20:10

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9/8 (土) 18:50~
みんなで鑑賞会 + その後パーティー
参加費:1000円(軽食+ワンドリンク付き、入場料込み)

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9月9日 (日) 19:00~
朗読会
出演:千葉正也、どっぢ(地主麻衣子・多田ひと美・菊川恵里佳)
参加費 : 1000円 (ドリンク付き、先着30名様、入場料込み)
※この日は16:10の回が最終上映となります。ご注意ください。

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9月16日 (日) 16:00~
Pre Ongoing School
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー
お好きなケーキとお飲物がついてきます
※16:10の上映後、トークとプチ朗読会を行います。
参加費: 1500円 (ケーキとドリンク付き、入場料込み、先着30名さま)

2010年の二人展を経て、映像作家・地主麻衣子によるArt Center Ongoingでの初個展『ところどころ春冬』。本展で地主は、76分の映画作品を発表。舞台は東日本大震災から1年後の東京。主人公はごく普通の2人の青年、峯田と井上。震災後、特別な行動をするわけでもなく、東京で淡々とした生活を送りながら行き場のない不安を胸に抱え込んだ普通の若者たちに焦点をあてる。映画の冒頭には、地主自身が実際に参加した原発反対デモの映像が長尺で使われており、当時の私たちが置かれていた状況(今もさほど変わらないのだが)と映画の中の世界が地続きに存在している。地主特有のユーモラスな設定やストーリー展開によって観る人に笑いを与えながらも、当時、多くの人々が抱えていた原発事故や放射能に対する「モヤモヤ」とした感情を丁寧に描きだした作品。

地主麻衣子

1984年神奈川県生まれのアーティスト。多摩美術大学大学院絵画専攻修了。ヤン・ファン・エイク・アカデミーのレジデンスプログラムなどに参加。映像、インスタレーション、パフォーマンス、テキストなどを総合的に組み合わせて作品を […]