Art Center Ongoing

SEARCH EXHIBITION & ARTISTS

犬が西向きゃ尾は東

斉藤隆文(オル太)/Byungseo Yoo

2014.07.30 [水] - 2014.08.10 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)

■■■
7月30日 (水) 19:00~
作家を囲んでのオープニングパーティー


■■■
8月1日 (金) 19:00~
トークイベント
「パフォーマンス・ストリート・アーティストコレクティブ」
ゲスト:毛利嘉孝(社会学者)


■■■
8月10日 (日) 15:00~
Pre Ongoing School
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー
お好きなケーキとお飲物がついてきます

ソウルのレジデンスで出会った斉藤隆文とByungseo Yooによる初コラボレーション展『犬が西向きゃ尾は東』。現代とプリミティブの関係性を主題とした表現集団「オル太」に所属し、立体、インスタレーション、映像、パフォーマンス等、多岐にわたる作品を制作する斉藤と、制度やアート界に言及する様々な活動を通し、コンテンポラリーアートとは何かを考え続ける韓国人アーティストYoo。本展では2人に共通する狂気性を担保しながら、政治的テーマに言及する作品を制作。2人が生卵をキャッチボールするのだが、次々とそれが相手の手からこぼれ落ちて割れ、地面がみるみるぐちょぐちょになっていく映像や、2人乗りした原付自動車2台がすれ違い際に金属バットをぶつけ合う映像など、2人の母国の関係性のメタファーとも言える作品を発表。その他、個人の作品として斉藤は、この展示の直前に、新宿駅南口の横断歩道橋上で集団的自衛権容認に反対のスピーチをしてからガソリンをかぶり焼身自殺を図った男に言及するかのような映像と立体作品を、Yooは日本全国で見ることのできる繁殖力の強い外来種の雑草と垂木や電灯などを組み合わせた動く立体に、生きたコオロギを内包させた彫刻作品を制作。優等生では出すことのできないヒリヒリした感覚が会場を満たす。
小川希(Art Center Ongoing)

斉藤隆文(オル太)

1986年千葉県生まれ。2012年に多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻修士課程を修了。作品を装置に置き換え、自身が介入し現在に潜む狂気や歪みをあぶりだそうと試みている。 個展「波ものみこむ手」(Art Center O […]

Byungseo Yoo

cBorn in 1982, Lives and works in Seoul & Berlin, EDUCATION: 2012 Korean National University of Arts _ Cin […]