Art Center Ongoing

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飄セージ

キンマキ、野島良太
石川遼、白澤はるか

2022.06.29[水]_2022.07.17[日]
水木金 18:00‒21:00|土日 12:00‒21:00(月火定休) 入場料: 400円(セレクトティー付き)

この度、Art Center Ongoingでは、野島良太、石川遼、キンマキ、白澤はるかによる四人展「飄セージ」を開催いたします。
本展は2022年3月に野島、石川、キンによって発行されたZINEをもとに企画された展覧会の第二弾になります。コンセプトのある強固な繋がりとしてのグループというより、メンバーの増減にもこだわらない緩やかなコミュニティでありたいという3人の考えを体現し、このZINEはバインダー形式で制作されたのだといいます。今回の展示では、白澤を新たにメンバーに迎え、4人の新作とともに、増補されたZINEが会場に並びます。
野島良太は一見、1人の作家の作品群とは思えないような様々な絵画の制作に取り組んでいます。キャンバスを並べ同時進行で描けるものから手をつけていくという制作スタイルを取る野島。近年の作品では鮮やかな色彩の中にどこか不気味なモチーフが断片的に登場し、その散逸したイメージ群たちは、共通の何かをそこに見出せるかを観るものに問いかけているかのようです。
石川遼は、いつか夢で見たかのようなイメージのドローイングや、何かのキャラクターを思わせる油彩を手掛ける作家です。日常生活の一環として制作を続けている部分もあると話す石川は、今回、植物を観察して手がけられた紙作品をメインに展示します。繊細でどこか優しさを感じる作品を前にすると、作家が生活の中で植物や花を大切にしながら淡々とドローイングしていく作家の日常風景が垣間見えます。
キンマキは、私たちが日常で出会う何気ない事物を絵画の中に納めていきます。近年のシリーズでは、キンマキが自身の実家で見つけた家族のメモ書きや、母親が描いたと思しき顔のようなイラストが何度も登場します。サイズや手法を変えながら、同じモティーフ繰り返し用いることで、そこから導かれるちぐはぐな感覚を鑑賞者にも体験してほしいとキンマキは話します。
白澤はるかは、生活の中にあるモノや動作を題材としたインスタレーション、音声、映像などを制作しています。複数人が使った洗濯機の音を録音しミックスした作品や、石に向かって整体師に普段通り施術してもらう映像作品など、白澤の作品には、日常と非日常が絶妙な配分で共存しています。
ZINEや展示を作るに当たって互いのアトリエを行き来し、緩やかに影響を与え合う4人の展示空間からは、それらが自然に集まったとは思えない、ある種必然ともいえるような作品同士の関係性を感じ取ることができるかもしれません。作品世界の共通点あるいは差異から、人が自然に集うこと、そしてそこから作品が生まれてくること、その唯一無二のプロセスについても思いを馳せることのできる本展、ぜひこの機会にお楽しみいただければと思います。
(Art Center Ongoing 貞方梨七)

会期中イベント

7月2日(土)19:00〜
オープニングパーティー
1,000円(軽食+1Drink+入場料)

■7月6日(水)19:00〜
誕生イベント
1,000円(軽食+1Drink+入場料)
今回の展示のもととなっているzineを作ることになった流れをはじめ、グループ展をやる意味やお互いの作品について、食事をしながらお話しするイベント。

7月10日(日)15:00〜
Ongoing School

1,000円(お好きなケーキ+1Drink+入場料)
中高生にもわかる作家本人による展示作品解説

本展企画:キンマキ

キンマキ

1995 年生まれ、三重県出身。2020年、武蔵野美術大学 大学院 造形研究科 修士課程 美術専攻 油絵コース 修了。 個展2020年 「packed pasted matter」HEARTY, 群馬県高崎市 グループ展 […]

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野島良太

1987年 東京都生まれ2012年 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科油絵専攻 卒業 第29回 ホルベイン・スカラシップ奨学生 個展 2021 Shared kitchen / 富士見台トンネル,東京2016 N […]

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石川遼

1991 東京生まれ2016 武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻卒業 個展 2018 「Ambarvalia」LOOP HOOLE、東京2016 「風に顔なし石に舌あり」YOYOGI ART GALLERY、東京グループ展2 […]

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白澤はるか

1996年 長野県生まれ2019年 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科油絵専攻 卒業