Mark Salvatus
Mark Salvatus (1980, Lucban) is a contemporary artist living and working in Manila, Philippines. He studied Ad […]
2015.11.25 [水] - 2015.11.29 [日]
12:00-21:00 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)
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11月28日 (土) 19:00~
クロージングパーティ
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11月29日(日)15:00~
Pre Ongoing School
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー。
お好きなケーキとお飲物がついてきます
マニラを拠点として活動を行うMark Salvatusの日本における初個展『Gates』。本展でSalvatusは、2013年に米国で出版されたダン・ブラウンによる小説『インフェルノ』から着想した新作を発表。『インフェルノ』において、マニラは「地獄の門」として描かれており、多くの読者は事実とフィクションの狭間で混乱し、その波紋は地方政府関係者やネットユーザーに動揺を与えるまでに広がったという。Salvatusはこの現象を踏まえ、自らマニラで撮影した様々な「門」の写真を編集した映像作品と、マニラの街並みの風景をコラージュした映像作品の二つの新作を発表。多様性の尊重が文化や社会において頻りに訴えられている昨今、米国人の小説家が描き出した「地獄の門」は、フィリピンの人々にとっては「天国の門」として映っているのかもしれない。アメリカ(小説が出版された土地、旧宗主国)とフィリピン(小説の題材となった土地、旧植民地)と日本(どちらでもない土地)という三者の立ち位置をふまえれば、本展示がここ東京という土地で開催されることになんらかの意味を見出すことは難しくない。社会に対するクリティカルな問題提起を含んだ展示。 小川希(Art Center Ongoing)
Mark Salvatus (1980, Lucban) is a contemporary artist living and working in Manila, Philippines. He studied Ad […]