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森林組合セクシーポテンシャル

永畑智大

2015.05.20 [水] - 2015.05.31 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)

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5月23日(土)
18:00〜
トークイベント
ゲスト:じゃぽにか
『もしも、じゃぽにかと世界が心地よい関係を保ったなら』
19:00~
オープニングパーティ

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5月29日(金) 19:00〜
トークイベント
ゲスト:小鷹拓郎
『永畑智大を探せ!世界の珍芸術100連発』

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5月30日(土) 19:00〜
スペシャルトークイベント
ゲスト:根本敬(特殊漫画家)

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根本敬(ねもとたかし/ねもとけい)NEMOTO TAKASHIE(仏語で「糞をしろ!」の意も有)
1958年生まれ。東京都目黒区出身。81年、故・長井勝一氏編集発行人の月刊漫画誌「ガロ」でデビュー。自称・特殊マンガ家、蛭子劇画プロダクション・チーフ。
他に文筆・映像・デザイン・講演・出版プロデュース(「KEI チカーノになった日本人」「死なない限り問題はない」(東京キララ社))等、多岐に渡り活動する。現在、東京キララ社の特殊顧問(本人曰く人工肛門)を務める。
また、「幻の名盤解放同盟」として廃盤歌謡曲復刻の尖兵を切り昭和歌謡ブームの礎を築く。苦節(?)四世紀半にして、第11回みうらじゅん賞を受賞。
代表作は「生きる」「怪人無礼講ララバイ」「亀ノ頭のスープ」(いずれも青林工藝舎)、93年「因果鉄道の旅」(KKベストセラーズ)を皮切りに、「人生解毒波止場」(洋泉社)で漫画以上の新たな読者層を生む。又、前書より、「でも、やるんだよ!」「俺たち手に職持ってっかんなァ」と云った言葉に励まされたという人が近年続々名をあげている。

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5月31日(日)15:00~
Pre Ongoing School
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー。
お好きなケーキとお飲物がついてきます

2012年以来、Art Center Ongoingでは2回目となる永畑智大の個展『森林組合セクシーポテンシャル』。アーティストグループのじゃぽにかや国立奥多摩美術館など、同時代のアーティストと協働しながら世間をアッと言わせ続ける永畑。実はこうしたグループ活動において、影の中心人物だったりもするのだが、決して前面には出てこようとしない。そんな永畑、個展では個性を全面に出しつくす。本展は木彫オンリー。しかもほぼ全てチェーンソーを使い造形したもの。これぞ永畑キャラクターというような漫画の世界から飛び出てきたような文字通り荒削りの木彫の人体がギャラリーを埋めつくす。どれにも顔がついていて、造形的にはおどろおどろしくも、どこかキュート。奥の壁には外国人の金髪美女が肌をさらけ出しながらチェーンソーを構えるメーカーのポスターと、セクシーポテンシャルの主題歌のようなものも飾られていた。トークイベントのゲストは特殊漫画家の根本敬氏。このセンス、ハンパない。
小川希(Art Center Ongoing)

永畑智大

1983年生まれ。2010年 武蔵野美術大学彫刻学科卒業 彫刻・まんが・国立奥多摩美術館の3本柱で制作。個展 2020年「こまわり大陸からの、かたどり記念日」/Art Center Ongoingグループ展2021年「V […]