Art Center Ongoing

SEARCH EXHIBITION & ARTISTS

惑星

柴田祐輔

2013.04.11 [木] - 2013.04.21 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)

■■■
4月13日 (土) 19:00~
オープニングパーティー
参加費:1000円(軽食+ワンドリンク付き、入場料込み)

■■■
4月20日 (土) 19:00~
トークイベント
『可能か?』
ゲスト : カンパニー松尾(AV監督)
料金:1000円 (ワンドリンク付き、先着30名様、要予約)

カンパニー松尾
AV監督。1965年愛知県生まれ。1987年、童貞でAVメーカーV&Rプランニングに入社。翌88年、監督デビュー。特技はハメ撮り。趣味はカレーとバイク。1996年、V&Rを退社しフリーとなり、2003年、自身のメーカーHMJM(ハマジム)を立ち上げる。代表作として『私を女優にして下さい』、『テレクラキャノンボール』など。また一般作としてミュージシャン・豊田道倫のPVやライブ撮影を手掛けている。

■■■
4月21日 (日) 15:00~
Pre Ongoing School
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー
お好きなケーキとお飲物がついてきます
レクチャーの最後に、先日の六本木アートナイトでヤバ過ぎて打ち切りをくらった
『クリーニングディスコ』
の記録映像を公開します!!
料金:1500円 (ケーキとドリンク付き、先着30名様)

Art Center Ongoingでは2010年以来、2回目となった柴田祐輔による個展『惑星』。現代社会の表面に隙間無く張り付いたイメージを、執拗かつ正確に切り抜く柴田。見慣れた街並み、しかしそれを形成するのは、何処と特定することのできない無数の交換可能なイメージ。柴田はそれらを異邦人のように客観的に観察し続ける。その視線に批判的なものを感じ取ることは容易だが、彼自身は単にこの世界をそのまま描写しているにすぎないと語る。肯定も否定もせず、柴田が繰り返し描き出すのは、私たちの社会を取り巻くこの「圧倒的な薄っぺらさ」に他ならないのである。本展でもその他に類を見ない観察眼から生まれた作品のオンパレード。ギャラリーの真ん中には天井。正式には「ジプトーン」という天井仕上げ材で、この独特な模様は大理石の表面を真似ているのだという。今回の展示ではこうした「ジプトーン」に代表される、偽物の「背景」に焦点を当てたOngoingの内外に写真や立体作品を多数発表。「なんでそれなの」という柴田のド・ストイックなセンスに、笑いを超えて恐怖すら覚える。トークのゲストはAV監督のカンパニー松尾氏!

柴田祐輔

アーティスト。1980年福岡県生まれ。2007年武蔵野美術大学大学院美術専攻版画コース修了。現実世界の曖昧さや不確かさに着目し、映像・写真・オブジェなど様々なメディアを使ったインスタレーションを国内外で発表。2019年に […]