■■■
7月13日 (土) 18:00～
オープニングパーティー＆特別パフォーマンス
『妄想犯罪』 by 粘土（斉藤太樹 / 高嵜俊介 / 太田翔）

参加費：1000円（軽食＋ワンドリンク付き、入場料込み）

■■■
7月20日 (土) 19:00～
ゲストトーク
『作者という原因について』

ゲスト：祐成政徳（アーティスト）

料金:1000円 (ワンドリンク付き、先着30名様)

■■■
7月21日 (日) 15:00～
Pre Ongoing School
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー
お好きなケーキとお飲物がついてきます
料金:1500円 (ケーキとドリンク付き、先着30名様)

前年の2人展を経てArt Center Ongoingでは初となる太田遼の個展『INSIDE OUT』。既存の空間の中にフェイク空間を作り上げる大規模なインスタレーションを得意とする太田。屋内の一角に出現した小さな屋外や、不必要に長くのびたエントランス、あるいは2階の窓越しからだけ見える入ることのできない玄関など。太田の作品を体験するものは、細部にいたる精巧な作り込みよって、その空間が元々その場にあったかのような錯覚を覚える。時に、その高い完成度から何処に作品があるのかと戸惑うことすらあるのだが、しばしそこに身を置くことで、その場が抱える不自然さが徐々に広がっていく。本展において太田はギャラリー空間にもう一つの小さな空間を作り上げた。そこには天井もあって床もあって窓もあるのだが、1階からの階段を登りきったった後にもう1段だけ登って入るその空間はなぜだかとても居心地が悪い。息苦しくなって外を眺めるための窓を開いてみると、そこには中が見えるだけであった。外なのに中。中なのに外。