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柴田・山本のはじめてのフェブラリー
Ongoing JACK!!

ホスト:柴田祐輔 & 山本篤

2016.03.16 [水] - 2016.03.27 [日]
12:00~21:00 入場料:400円(セレクトティー付き)

これまで数々の斬るか斬られるかの死闘(コラボレーション)を繰り広げてきた柴田祐輔と山本篤。
相手を踏み台にしてでも、のし上がってやろうという剥き出しのディザイアは、これまで彼らを思いもよらない戦場(未開のフロンティア)へと誘ってきました。
彼らにも未だ予想もつかない、つまりは未だ何も決まっていないフェブラリーの死闘(コラボレーション)。もう何が起こってもおかしくはないはずです!

※今回日本語のサウンドインスタレーションの展示になっております。
英語での吹き替え、内容の英文説明など用意しておりませんので、ご理解をお願いいたします。

<会期中イベント>
3月19日(土)12:00~19:00 公開密室生録音 REC1 「家族」
3月19日(土)19:00~ はじめてのオープニングパーティ
3月26日(土)12:00~20:00 公開密室生録音 REC2 「不倫」
3月27日(日)12:00~20:00 公開密室生録音 REC3 「予言」
※スペシャルゲスト交渉中
※イベント参加は無料、オープニングパーティは1000円(1ドリンク込み)

公開密室生録音は、誰でも参加できる完全飛び入り参加型オリジナルラジオドラマの朗読会です。既にテーマに沿った幾つかの脚本が用意されていますので、手ぶらでお気楽にご参加下さい。さあ!みんなで声優さん目指して頑張ろぉ!

真っ暗な展示空間に充満するスモークマシーンの煙が白熱灯の微弱な光をさらにぼかし、鑑賞者は空間の輪郭をうまくつかめない。また、空間には複数のオリジナルのラジオドラマが大音量で同時進行しているために、鑑賞者は自分が今どこで何をしているのかわからなくなっているような混沌とした状況に陥る。ラジオドラマは、舞台も、登場人物も、話の内容も多種多様で、誰かの会話を盗み聞いているような、他人の人生を覗き見ているような気にさせる。 さまざまな時間が同時に進んでいること、また、意識を向けないとその一つも拾い出すことができないというのも、この作品空間の設定自体がこの世界の在り方を示唆していると思わせる一つの理由だろう。 普段は、写真や映像・インスタレーション等の表現を中心に制作活動をしている二人が、「音」という表現に正面からぶつかった挑戦的な展示であった。 また、1階のカフェスペースには仮設的なラジオドラマの録音ブースが設置され、週末のイベントでは、柴田・山本がともに執筆したオリジナルの脚本を来場者とともに録音するといった試みも行われた。
(ホスト:柴田祐輔&山本篤)

柴田祐輔

アーティスト。1980年福岡県生まれ。2007年武蔵野美術大学大学院美術専攻版画コース修了。現実世界の曖昧さや不確かさに着目し、映像・写真・オブジェなど様々なメディアを使ったインスタレーションを国内外で発表。2019年に […]

山本篤

1980年、東京都生まれ。多摩美術⼤学絵画学科油画専攻卒業。現在、東京を拠点に活動。現代社会が抱える問題を切り口にしたフィクション作品からごく私的なドキュメンタリー、コント的な実験作品など多彩な映像作品を意欲的に制作する […]