意想外の展開をみせた女性2人展

大きなキャンバスに油絵を用いて独特のタッチで描いた人物画にカッティングシートでタイトルや文章を添える作風で知られる出津京子と、現在では映像作家として日本のみならず海外にも活動の幅を広げる地主麻衣子による二人展。二人を選んだのはタイプの異なる二人の女性ペインターの展示を期待してのこと。出津は、美術大学の卒業制作で彼女の作品を観て興味を持って声をかけたのだが、本展においても、他に類を見ない世界観を展開し、大きな油絵作品を３点発表した。一方の地主は、当時、詩や小説といった言葉による表現とドローイングなどを手がけていたこともあり、出津とともに、言葉と絵画が入り混じった展覧会を想像していたのだが、本展示でメインとなったのは映像作品であった。それは、男の演技に対して地主がアフレコした詩的な雰囲気の漂う映像で、荒削りながらも強い存在感を放っていた。ここで発表したものが地主自身の初となる映像作品であったのだという。

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1月29日 (金) 19:00～
Art Center Ongoing 2周年記念パーティー

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1月30日 (土) 18:00～
ゲストトーク
ゲスト：雨宮康介（美術家）×　福永大介（絵描き）
参加費:1000円 (ワンドリンク付き。先着30名様)

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1月31日 (日) 18:00～
どっぢ（朗読＋コンピュータ、地主麻衣子と多田ひと美によるチーム）
参加費:1000円 (ワンドリンク付き)