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100年、200年~うちんこ2「ネオtheosophy」

大木裕之

2013.05.29 [水] - 2013.06.09 [日]
2:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400

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5月29日 (水) 19:00~
オープニングバレエ&パーティー
『100,00年後の祭典』 by DJピロピロ a.k.a. 大木裕之
参加費:1000円(軽食+ワンドリンク付き、入場料込み)

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6月8日 (土) 15:00~16:00
ゲストトーク
ゲスト:菅直人(衆議院議員)
本イベントは定員に達し募集を締め切りました。

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6月9日 (日) 15:00~
Pre Ongoing School
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー
お好きなケーキとお飲物がついてきます
料金:1500円 (ケーキとドリンク付き、先着30名様)

大木さんの華麗なパフォーマンスから始まった『100年、200年〜うちんこ2「ネオtheosophy」』。この展示のオープニングパフォーマンスの日から遡ることちょうど100年前、1913年5月29日は偶然にも、あの20世紀を代表するバレエ『春の祭典』の初演日と同じ日だったのです。『春の祭典』は20世紀最大の衝撃をあたえた作品の一つとして広く知られていますが、今回の大木さんのパフォーマンスもそれに匹敵するかのような、強いインパクトをその場にいた人々に与えたかもしれません。

まるで大木さんが住んでいる部屋のような展示スペースでは、パフォーマンスをはじめ、日々様々なことが行なわれていきました。展示スペースに足を踏み入れるたびにその変化の様子を感じ取ることができ、その場にいない大木さんがすぐそこに存在しているかのような、そんな気がしてなりませんでした。
展示に加え、今回特に印象に残った出来事として、元内閣総理大臣の菅直人さんとの対談があります。大木さんと菅さん、二人の出身地である武蔵野多摩地域の話題から始まり、政治の話、東日本大震災、そして今なお続く原発事故まで、多岐にわたるトピックスで対談は盛り上がりました。この対談を含め、会期のどこをとっても、大木さんの存在の大きさを感じる展示となりました。
(Ongoingインターン、内藤貴美子)

大木裕之

1964年東京生まれ。東京都、高知県在住。大木裕之は、映像というメディアを通して、「思考すること」を真摯に探求し続けることにより、我々の生きているこの世界を捉え、肯定し、また更新することができる稀有な作家である。大木は東 […]