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VENUS, ANAL TRAP

高田冬彦

2012.03.21 [水] - 2012.04.01 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)

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3月24日 (土) 19:00~
オープニングパーティー
参加費:1000円(軽食・ワンドリンク付き、入場料込み)

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3月31日 (土) 15:00~
Pre Ongoing School
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー
お好きなケーキとお飲物がついてきます
料金:1500円 (ケーキとドリンク付き、入場料込み、先着30名さま)

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4月1日 (日) 17:00~
ゲストトーク
ゲスト:泉太郎(アーティスト)、木村覚(ダンス評論家)
料金:1000円 (ドリンク付き、入場料込み、先着30名さま)

前年の大好評に終わった二人展を経て、Ongoingでは初となった高田冬彦の個展『VENUS, ANAL TRAP』。メインの映像では、どぎつい化粧をしているが、ほぼ全裸の高田をローアングルから映し出している。足には銀色の水玉のシールがはられ、臀部には食虫植物のハエトリソウをイメージして作られた立体作品が貼りつけられている。高田がしゃがむとその花弁が開き、立ち上がると閉まる。会場には寝転んで映像を見れるように布が敷かれ、観客は高田の股の間に寝かされ、花弁の中心にある肛門を覗きあげているかのよう。局部の向こうにみえる高田の表情は嬉々としていて、辱めているのか辱められているのか、サディスティックとマゾヒスティックな感情が交差する。ちなみに幼い頃から中学生まで、高田はコアな食虫植物愛好者だったそうで、当時、100を超える食虫植物を集めて育て、食虫植物誌に寄稿していたのだという。一度見たら決して忘れることのできない傑作トラウマ映像。

高田冬彦

1987年広島県生まれ。現在は千葉県を拠点に活動中。2017年に東京藝術大学大学院美術研究科博士後期過程油画研究領域を修了。高田は、神話、おとぎ話、性、ジェンダー、ナルシシズム、トラウマなど、多様なテーマやイメージを扱っ […]