籠田沙希
2001年 兵庫県神戸市生まれ2020年 武蔵野美術大学造形学部油絵科油絵専攻入学2021年 グループ展「ユーモアの犬」 □会場:武蔵野美術大学 fal2022年 キュレーション展「エンバイロメントマッピング」 □キュレ […]
2024.6.26[水]_ 2024.7.7[日]
12:00‒21:00(月火定休、水木金は16:00〜18:00まで一時休憩)
入場料: 400円(セレクトティー付き)
この度、Art Center Ongoingでは、籠田沙希と杉村木来による二人展「ええ匂いなんかい」を開催します。籠田と杉村はともに2001年生まれのアーティスト。映像やパフォーマンスなどを主として制作しています。
私たちは、住んでいる場所や人種、身体など、誰かの特徴を「貶す」ことを、良くないことであると認識しています。しかし、二人は、友人との会話や、お笑い番組の視聴などを通して、他者を貶す行為に興味を抱くようになりました。
籠田は、友人から自身の言動を貶されて不快な気持ちになった経験があると語ったうえで、テレビでお笑い芸人が他者のビジュアルや言動を貶して笑いをとっている様子を見ると、面白く感じ、むしろリラックスできたと言います。
本展覧会は、二人の共作であるパフォーマンス作品がメインを占めています。鑑賞者と空間を共にするパフォーマーは、路上生活者を模した人物です。そして、会場には、ある特定の匂いが充満しています。タイトルにも裏付けられているように、パフォーマーの容姿とその匂いに、落差や可笑しさを感じる方もいるかもしれません。
また、杉村によるラジオのような音声作品、杉村と籠田が路上生活者をモチーフに制作した映像作品も、それぞれ展示されます。複数ある作品は、ひとつの空間を構成するための役割も担っており、作品に描かれていないパフォーマーの生活までも想起させます。
友人同士である二人は、他者を貶す内容の会話をすることもあります。その理由について杉村は、相手を嫌っているからではなく、面白くて笑えるからであると話します。二人の若い作家が、あくまでも、面白さという観点を貫きながら「貶す」行為に切り込んでいく様子を、ぜひこの機会にご体感ください。
(Art Center Ongoing 松岡はる)
6月29日(土)19:00-
オープニングパーティー
1,000円(軽食+1Drink+入場料)
7月6日(土)19:00-
トーク
ゲスト:そんたくズ
1,000円(1Drink+入場料)
7月7日(日)19:00- ※開催時間が変更になりました。
オンゴーイングスクール
1,000円(お好きなケーキ+1Drink+入場料)
中高生にもわかる作家本人による展示作品解説
2001年 兵庫県神戸市生まれ2020年 武蔵野美術大学造形学部油絵科油絵専攻入学2021年 グループ展「ユーモアの犬」 □会場:武蔵野美術大学 fal2022年 キュレーション展「エンバイロメントマッピング」 □キュレ […]
2001年12月26日大阪市天王寺区生まれ一人っ子最寄りの駅長堀鶴見緑地線谷町六丁目駅2020年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻入学2023年 個展「危険なゲーム脳 改」会場:鷹の台ホール課外センター2024年 […]