Art Center Ongoing

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<セイセイ◯>

大木裕之

2017.09.13 [水] - 2017.10.01 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)

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9月13日(水)19:00~
オープニングパーティー
参加費:¥1000(軽食+1drink+入場料)

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9月28日(木)19:00~
<セイセイ◯>スペシャル対談
保坂健二朗(東京国立近代美術館 主任研究員)×大木裕之 対談《美術/建築/映像》

~現在東京国立近代美術館で開催中の〈日本の家 1945年以降の建築と暮らし〉展のキュレーターでもある保坂さんと《美術/建築/映像》をテーマにがっつり話します!!

Art Center Ongoingでは4回目となった大木裕之の個展『<セイセイ◯>』。本展で大木は、これまで製作した自らの映像作品を会場に映写し対話をするところからスタートし、そこから空間を組み立てていった。大木にとっての映像編集とは、場面を記録したショットを選択し繋ぐ作業であり、その編集作業をいつ行うのかは大切なポイントとなるという。作業を行う彼自身は勿論のこと、映像同士の関係、会場の空気感、音、鑑賞者の出入りなどの“気”の動きといった要素は、常に変化する。大木はこれらを全身で吸収し、その瞬間のその全体に相応しい映像と空間を作り出す。本展のタイトルにもなっている映像作品『セイセイ』は2017年3月にコロンビアにて撮影されたものだが、大木はそこから「精製」「生成」「清々」「聖性」という言葉とイメージを導き出し、本展に反映させていったのだという。『セイセイ』に加え、2015年の前回のOngoingでの個展で撮影した『ミヲキ/セイセイ』も上映される中、大木の真骨頂とも言える彼の生活それ自体を見せるようなインスタレーションも展開。会場は大木の手によって毎日変化をし続けた。 
小川希(Art Center Ongoing)

大木裕之

1964年東京生まれ。高知県、東京都、他各地拠点。東京大学工学部建築学科在学中の80年代前半より映像制作を始め、89年〜北海道松前町を中心にした映像作品群「松前君シリーズ」を開始。90年に「遊泳禁止」がイメージフォーラム […]