Art Center Ongoing

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テロリストが飛行機をジャックして絶体絶命やけど、テロリストが「奈良公園までの道知ってる人いたらテロやめてあげる」って言うてほんでCAが「この中で奈良公園までの道知ってる人はいらっしゃいませんか?」ってなってウチが手上げて、「おー」ってなって、「奈良公園までの道知ってる人ありがとう」「奈良公園までの道知ってる人いて良かったー」ってなってテロリストは「奈良公園までの道知ってる人いるからやめるわ」って言うて、テロやめた。

杉村木来

2025.12.10[水]_ 2025.12.24[水]
18:00-21:00(水木)、12:00‒21:00(金土日)(月火定休)
※22日(月)、24日(水)は18:00-21:00open、23日(火)はお休みです
入場料: 400円(セレクトティー付き)

この度、Art Center Ongoingでは、杉村木来による展覧会「​​テロリストが飛行機をジャックして絶体絶命やけど、テロリストが「奈良公園までの道知ってる人いたらテロやめてあげる」って言うてほんでCAが「この中で奈良公園までの道知ってる人はいらっしゃいませんか?」ってなってウチが手上げて、「おー」ってなって、「奈良公園までの道知ってる人ありがとう」「奈良公園までの道知ってる人いて良かったー」ってなってテロリストは「奈良公園までの道知ってる人いるからやめるわ」って言うて、テロやめた。」を開催します。
杉村は、2001年生まれのアーティスト。映像やパフォーマンスなどを用いて、杉村自身や鑑賞者が「面白い」と感じる状況を模索する表現を行なってきました。過去には、路上生活者を模したパフォーマーが常に会場に滞在し、会場内に香水の匂いを漂わせた状態で作品を展示する展覧会「ええ匂いなんかい」の開催などがあります。
杉村は、自身が面白いと感じる現象は全て言葉で説明することができるといいます。さらに、日常で面白いという感情が生まれる経緯と、美術において新しい表現が生まれる過程は共通しているとも。
たとえば、世間の人々にとって非常識的な存在だったものが常識の枠組みに入り込んでいく様子は、美術においても笑いにおいても見受けられることではないでしょうか。現代アートの祖とも言われるアーティストのマルセル・デュシャンは、『泉』という作品でレディメイドとして便器を扱いました。それまで美術界では常識的に扱われてこなかった便器が作品になりうることに、当時の人々は驚いたことでしょう。笑いにおいても、受け手にとって予測できない非常識的な状況が発生した際に、杉村は面白く感じると話します。
そういった状況で発生する笑いを、杉村は「脳が困って出る笑い」と表現します。今回上映される映像作品のひとつ、『FM33』も、脳が困って出る笑いを誘発する狙いで制作されました。海で男性が歌っている様子をストップモーションで撮影した本作は不可解な点が多くあり、曲のサビから異変が生じ始めます。
本展示では、『FM33』をはじめ、『裏テニス』、『ツッコミ御免』、『帰れまへん』などの映像作品が上映されます。また、会場の中央には、『大ZINE』と『小ZINE』という作品が設置されており、そこには、杉村が面白いと感じる出来事や現象が文章で記載されています。
これまで、自身が面白いと感じる光景を想像することを起点に、ある種実験的に制作を行なってきた杉村。本展示のように、言葉を先行的に扱った作品を発表することは初の試みです。さまざまな観点から、一貫して笑いを追求し続ける杉村の表現を、この機会にぜひご高覧ください。
(Art Center Ongoing 松岡はる)

会期中イベント

12月14日(日)19:00-
オープニングパーティー
加費:1000円(入場料含む 軽食と1drink付き)
※オランダからやってきたレジデンスアーティストMinsunのウェルカムパーティーも同時開催です!
どなた様もお気軽にご参加ください!


12月21日(日)15:00-
オンゴーイングスクール

参加費:1,000円(入場料含む お好きなケーキと1drink付き)
中高生にもわかる作家本人による展示作品解説)


12月24日(水)19:00開場 19:30開演
漫才

出演:Crazy Golden Mouth

参加費:1,000円(入場料含む 1drink付き)

杉村木来

2001年 大阪市天王寺区生まれ2024年 武蔵野美術大学造形学部油画学科油画専攻卒業2024年 武蔵野美術大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コース入学(中途退学)2023年 「危険なゲーム脳 改」個展、鷹の台ホール課 […]