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大木裕之キュレーション展
《ファミリー/コンセプチュアル》

西村知巳/瀬尾侑之/山根一晃/布施琳太朗/有馬かおる/伊藤仁美/白川昌生/三田村光土里/長島有里枝/大木裕之

2017.07.19 [水] - 2017.07.30 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)

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7月19日(水)19:00~
オープニングトーク&レセプション
トーク出演者:
白川昌生x三田村光土里x山根一晃x伊藤仁美x大木裕之

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7月29日(土)19:00〜
〈ファミリー/コンセプチュアルパフォーマンス〉
梅津庸一(美術家/パープルーム)x田口アヤコ(COLLOL)xうらあやか(Ongoing Collective)x瀬尾侑之x大木裕之x小川希(Ongoing代表)

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7月30日(日)17:00〜 Pre Ongoing School&クロージングパーティー
展示作家による展示作品の解説を交えてのレクチャー。
(お好きなケーキとお飲物とスペシャルゲスト/兼平彦太郎(キュレーター)付

映像作家の大木裕之がキュレーターとなり、日本のアートシーンで活躍する新旧の作家10名が参加した『ファミリー/コンセプチュアル』。大木が建てたコンセプトは「マルセル・デュシャンを後期ロマン派の芸術家として捉え直してみる」というもの。コンセプチュアルアートあるいはコンテンポラリーアートの始祖として知られるマルセル・デュシャン。彼の《泉》の発表から100年を迎えたこの年に、コンセプチュアルアートと、欧から米へと移っていった現代美術史について、その綻びや閉塞について着目したいと話した大木。彼が本展のために選んだのは、タイトルの一部にもなっている「ファミリー」よろしく、大木が親近感を持って付き合ってきた作家たち。1980年代から群馬を拠点として日本現代アートのオルタナティブな動向を実践してきた本展最年長の白川昌生から現役芸大生の布施琳太郎まで、会場には世代も志向もバラバラな作家による「ファミリー/コンセプチュアル」という言葉に対する返答としての作品がびっしりと並ぶ。大木はそれらをかき混ぜるように、毎日会場に来ては各作品の位置を変えたり自身の作品を増やしたりしながら、展示空間は最後まで進化、あるいは深化、もしくは神化し続けるのだった。
小川希(Art Center Ongoing) 

大木裕之

1964年東京生まれ。東京都、高知県在住。大木裕之は、映像というメディアを通して、「思考すること」を真摯に探求し続けることにより、我々の生きているこの世界を捉え、肯定し、また更新することができる稀有な作家である。大木は東 […]

三田村光土里

愛知県生まれ 東京在住写真や映像、言葉や日用品等の多様なメディアで構成したインスタレーションを国内外で発表。「人が足を踏み入れられるドラマ」をテーマに、フィールドワークから得られる私小説的な追憶や感傷を空間に投影する。継 […]

西村知巳

東京と高知に拠点を持って活動している。写真に文章を添える作風が特徴的。集団制作「キクプロジェクト」などで、映像制作にも取り組んでいる。 1978年 山口県生まれ2002年 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業2004 […]