山本高之
1974年愛知県生まれ。子どもの会話や遊びに潜在する創造的な感性を通じて、普段は意識することのない制度や慣習の特殊性や個人と社会の関係性を描き出してきた。近年は地域コミュニティと協働して実施するプロジェクトや、一般を対象 […]
2012.08.22 [水] - 2012.09.02 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)
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8月25日 (土) 19:00~
オープニングパーティー
参加費:1000円(軽食+ワンドリンク付き、入場料込み)
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8月26日 (日) 15:00~
Pre Ongoing School
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー
お好きなケーキとお飲物がついてきます
料金:1500円 (ケーキとドリンク付き、先着30名様)
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9月2日 (日) 18:30~
山本高之対談シリーズ01「幻想の未来」を超えて
ゲスト:小泉元宏(社会学/文化政策研究)
料金:1000円 (ドリンク付き、先着30名様、入場料込み)
「あいちトリエンナーレ2010」で見た映像作品に衝撃を受け、展示を依頼し実現した山本高之の個展『きみのみらいをおしえます』。山本は小学生ぐらいの子供たちが多数出演する映像作品で知られる愛知県出身の作家。教室の中でスプーン曲げを成功し誇らしげな笑みを浮かべる子供たち、自ら考案した様々な地獄について手作りの模型を交えたどたどしく解説する子供たち、動物園の動物たちの前で、それぞれの動物の生活を「一週間の歌」の替え歌によって踊りを交え伝える子供たち、などなど。作品の中の子供たちは演出されているようには思えない。ビデオカメラを前にして過剰に誇らしげだったり、逆になんてことない場面で照れくさそうに体をよじってみせたり、あるいは歌う音や歌詞が大きくずれていたり。そこに映るのは、純粋無垢で可愛いらしいなどというステレオタイプの子供たちではなく、我々大人に似ていながらも何処か違和感を感じる別の「生き物」のようである。本展で発表した映像作品では、子供たちは自ら考案し作成したオリジナルの占いによって相談に訪れた大人たちの未来を指し示すのだった。
1974年愛知県生まれ。子どもの会話や遊びに潜在する創造的な感性を通じて、普段は意識することのない制度や慣習の特殊性や個人と社会の関係性を描き出してきた。近年は地域コミュニティと協働して実施するプロジェクトや、一般を対象 […]