多田佳那子
coming soon…
2016.09.07 [水] - 2016.09.18 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)
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9月10日(土) 16:00~
Pre Ongoing School
聞き手:森啓輔(ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員)
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー
お好きなケーキとお飲物がついてきます
森啓輔:
1978年三重県生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科修了。ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員。主な著書に『Jiro Takamatsu Critical Archive』(共著[vol.4]、ユミコチバアソシエイツ、2012年)。主な評論・論文に「高松次郎《THE STORY》─反復および知覚される持続について」(『美術手帖』第14回芸術評論募集入選、2009年)、「切断される再演─「以後」としての1978年の彫刻」(『引込線 2013』図録、引込線実行委員会、2013年)など。主な展覧会に「イケムラレイコ PIOON」(ヴァンジ彫刻庭園美術館、静岡、2014年)、「菅木志雄」(同、2014–2015年)、「クリスティアーネ・レーア 宙をつつむ」(同、2015年)
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9月11日(日) 19:00~
オープニングパーティー
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9月17日(土) 19:00~
トークイベント『まどろみの波間に立つ~シーサイドプールサイド~』
司会: 石塚嘉宏 高橋臨太郎
登壇者: 海野林太郎 高橋佑基 武田龍 多田佳那子 濱田明季 吉野はるか 渡邊庸平 (スカイプ) Yan Zhentao
Art Center Ongoingでは初となる多田佳那子の個展『voice』。多田は油絵の具を用いて繰り返し人物画を描く。ファッション雑誌や週刊誌、または画集などの人物をモデルとしながら。しかし多田はそのほとんどにおいて顔の輪郭しか描かない。作品のモデルとしたのが男なのか女なのか、外国人なのか日本人なのか、どんな表情をしていたのかなどはその作品からは窺い知れない。そのような顔の中身のない大小様々な人物画を多田は壁一面に張り巡らす。どういう表情をこちらに向けているかは分からない無数の顔。その空っぽな顔と輪郭からどんな感情を読み取るかは、見る側の感情が大きく作用する。今回の展示の「voice」というタイトルは、受け手によっては大声で叫ぶ様子だったり、小声でささやきかける様子であるような、二つの要素を兼ね備える言葉からとったのだという。これまでにも増して抽象度の上がった人物画たち。そこから無数の声がこちらに話かけて来る。 小川希(Art Center Ongoing)
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