Art Center Ongoing

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イサジパターン3

伊佐治雄悟

2017.03.08 [水] - 2017.03.19 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)

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3月12日(日)18:00〜
オープニングパーティー
趣味は移動(とインド)でお馴染みのトノタイプが長旅を経て久しぶりに
オンゴーイングに登場。本格インド料理を提供します。

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3月18日(土)18:00〜
トークショー「とんかつさんのボードゲームツアー」
昨年まで横浜でボードゲームバー店長を勤めた、とんかつ研究家かつ・とんたろう氏がボードゲームの世界を紹介します。トーク後はとんかつさんオススメのボードゲームを体験出来ます。

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3月19日(日)17:00~
Pre Ongoing School
「SPEAKERS」
作家本人による展示作品の解説を含めてのレクチャー 
出演:小沢裕子
※本イベントは小沢裕子氏のみ在廊します。作家本人は自宅に待機し、小沢裕子氏の声を通して作品解説を行います。

2011年の「イサジパターン」、2014年の「イサジパターン2」に続く、Art Center Ongoingでは3度目となる伊佐治雄悟の個展「イサジパターン3」。ホッチキスの針、ボールペン、カッターの替え刃など、私たちが何気なく消費している日用品を使った立体作品で知られる伊佐治。その手を通して、身近な日用品たちは元の姿を脱ぎ去り、彫刻作品としての強度と初見の美しさをまとい私たちの前に立ち上がる。本展ではギャラリー空間を板の台座、兼、仕切り壁によって半分に区切り作品を発表。ホッチキスの芯による立体の新作に加え、プラスチックのボトル容器に部分的に熱を加え膨らませた新シリーズを発表。シンプルでミニマルという伊佐治作品だが、今回は作品のみならず展示空間の作り方それ自体までもイサジパターンで染める。また会期中に行った、伊佐治が別の場所から自作の解説をし、その言葉を作家の小沢裕子がリアルタイムでそのまま読み上げ(伊佐治の言葉はイヤホンを通して彼女にしか聞こえていない)、作品解説を行う「SPEAKERS」というパフォーマンスも話題をさらう。地味だが着実に更新され続けるイサジのパターン。
小川希(Art Center Ongoing)

伊佐治雄悟

1985 岐阜県出身 2008 多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業 2019 公益財団法人 ポーラ美術振興財団在外研修員としてスウェーデンにて研修