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いちごいちえ

Parinot Kunakornwong

2025.3.26[水]_ 2025.3.30[日]
12:00‒21:00(月火定休、水木金は16:00〜18:00まで一時休憩)
入場料: 400円(セレクトティー付き)

この度アートセンターオンゴーイングでは、Ongoing AIR(オンゴーイング・アーティスト・イン・レジデンス)第46弾の参加作家であるタイ出身のParinot Kunakornwongによる展覧会「ICHIGOICHIE いちごいちえ 」を開催します。
Kunakornwongにとって日本での初展示となる本展では、滞在生活をしながら発見した日常のはかなくも壊れやすい瞬間を再考します。そして、制作をする上で捉えた偶然性を表現することを試みます。日本滞在中の「外国人」である期間は、コミュニケーションにおいて大きな隔たりが生じ、他人の力に頼ることが多く、まるで自分が子供に戻ったかのような感覚になったといいます。この彼自身が日本滞在で感じた「一期一会」に表れる言葉の特性や身体的な体験も含めた作品が展開されています。
2ヶ月の滞在も終盤にかかった今では、日本で得た、空気、食べ物、全ての体験が彼の身になり、より身体的に文化交流ができているそうです。そうした中、Kunakornwongは、滞在の最初の数日間で起きた3つの日常的な出来事に繋がりを見出し、一つの事柄として捉えようとします。その3つの出来事とは
・歯の詰め物がとれたこと ・リトグラフ工房での出来事 ・陶芸の練習のこと
Kunakornwongは、陶芸にもリトグラフにも、最初に思い描いていたような形(結果)が現れるかどうか分からない「偶然性」という重要な要素が含まれていると考えるといいます。今回の展示では、作品制作をする上でセレンディピティ(思いがけない発見や偶然の幸運/価値あるものを偶然見つける能力)を信じながら制作を行うKunakornwongの表現の根幹を垣間見ることになるでしょう。

会期中イベン

3月30日(日)18:00-
Parinot KunakornwongのOngoing AIR 滞在報告会
Ongoing AIR(オンゴーイング・アーティスト・イン・レジデンス)第46弾、
タイから来たパリノットことParinot Kunakornwongが見た東京、そしてオンゴーイングはどんなものだったのか。お別れパーティーをかねた報告会。当日はタイ料理をご用意。どなたさまもお気軽にご参加ください。
1,000円(軽食+1Drink+入場料)

Parinot Kunakornwong

Kunakornwongは、彼の身体、個人的な記憶、集合的な記憶と関連した物体の変容力、そして記憶が記念碑的な物体としてどのように現れることができるかを探求しています。通常は彫刻、写真、ビデオ、インスタレーションを取り入 […]