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TALISMAN

Natalia Escudero

2018.11.14 [水] - 2018.11.18 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)

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11月18日 (日) 19:00~
ナタリアのOngoing AIR 滞在報告会

Ongoing AIR(オンゴーイング・アーティスト・イン・レジデンス)第29弾、
スペイン出身のナタリアことNatalia Escudero。ナタリアが見た日本、東京、そしてオンゴーイングはどんなものだったのか。
お別れパーティーをかねた報告会を開催します。

Natalia Escuderoは、スペイン出身のアーティスト。2014年にマドリード・コンプルテンセ大学を卒業したのち、ロンドン芸術大学( Central Saint Martins )で現代油画を勉強し、2017年にカッセル芸術大学にて修士取得。ヨーロッパを拠点に、映像、写真、テキスト、立体を用いたインスタレーションやパフォーマンスを発表してきました。近作に、壁の存在に着目した「Blanco」(2017-2018、ドイツ・スペイン)、廃棄処分が決定された書籍を用いた「Vanishing Office」(2017、ドイツ)などがあります。
Nataliaの制作は、身の周りの現実をていねいに観察することから始まります。それは日常生活のなかでばらばらに存在している欠片をひとつずつ拾い集めて、本来の形に戻すための行為でもあります。作品をとおし、彼女はただ慌ただしく過ぎていく日々のなかに潜むメッセージを囁くように提示し、そこに目を向けたいという欲望の種をそっと植え付けるのです。
今回のOngoing AIR(9月下旬から2ヶ月間)は、Nataliaにとって初めてのアジアで過ごす日々でした。滞在中は、金継ぎのワークショップに行ったり、瀬戸内や東京の離島に足を運んだりして制作のインスピレーションを得てきました。彼女の繊細な観察眼に、初めての日本はどのように映ったのでしょうか。ぜひ多くの皆様にご覧頂きたいと思います。 
(Art Center Ongoing 吉﨑ゆきえ)

Natalia Escudero

Spanish, born 1991Lives and works between Saragossa and Madrid, Spain–BirthplaceSaragossa, Spain–A […]