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ノーコン_いつもいつのまにか絡まっている

三田村光土里 公開制作展

2018.12.05 [水] - 2018.12.16 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)

三田村光土里が会期中、スペースでインスタレーションを制作し続けます。
夕方から夜には、「立ち聞きアワー」を毎日開催。
日替わりのゲストと三田村とのおしゃべりをギャラリースペースで立ち聞きできる時間です。

いつもいつの間にか絡まっている。なぜ絡まるのか、もう考えない。
生きている限り、どうせ絡まるし、何もかも。
本能のままに、終わりも始まりもなく、向かう先も決めないまま。
作品ではなく、つくっているだけの私を見るでしょう。
答えはなくても、そこで同じ空気を吸うでしょう。

#ノーコントロール  #ノーコンセプト #ノーコンテクスト などなど

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12月16日(日)18:00~
クロージングパーティー

この度Art Center Ongoingでは、三田村光土里(みたむらみどり)による公開制作展「ノーコン_いつもいつのまにか絡まっている」を開催いたします。
三田村はこれまで、「人が足を踏み入れられるドラマ」をテーマに、日用品やミニチュア人形などを用いてのインスタレーションを数多く制作してきました。近年の代表作の一つであるArt and Breakfastでは、滞在制作先の人々との交流やフィールドワークから浮かび上がってくる偶発的なアイディアや気づきをもとに、現地で調達した材料を用いてインスタレーションを展開。 彼女の作品はこれまで、その場の持つ歴史や文脈を汲み、内包すると同時に、鑑賞者がそれぞれにドラマを想像できる空間を作ることによって、人の営みの普遍的な側面への接続点を作ってきました。
この度の「ノーコン_いつもいつのまにか絡まっている」の「ノーコン」は、ノーコントロール、ノーコンセプト、ノーコンテクスト、などを含みます。 コントロール、コンセプト、コンテクストといった、昨今頻用されているキーワードから一度距離を置き、自由に実験的に描くところからやってみたいと言う三田村は、この度の公開制作展にあたって以下のような文章を寄せています。

いつもいつの間にか絡まっている。なぜ絡まるのか、もう考えない。
生きている限り、どうせ絡まるし、何もかも。
本能のままに、終わりも始まりもなく、向かう先も決めないまま。
作品ではなく、つくっているだけの私を見るでしょう。
答えはなくても、そこで同じ空気を吸うでしょう。

コン〇〇〇から解放された三田村が作り出す空間は、一体どのようなものとなってゆくのでしょうか。
10日間の会期中は、三田村とアシスタント・アーティストによる公開制作を毎日ご覧いただくことができます。また、三田村と日替わりゲストとのトークを立聞きできる「立聞きアワー」も毎晩開催と、盛り沢山の展示です!
皆さま是非、現在進行形のドラマを目撃しにいらしてください。
(津賀恵)

三田村光土里

愛知県生まれ 東京在住写真や映像、言葉や日用品等の多様なメディアで構成したインスタレーションを国内外で発表。「人が足を踏み入れられるドラマ」をテーマに、フィールドワークから得られる私小説的な追憶や感傷を空間に投影する。継 […]