Art Center Ongoing

SEARCH EXHIBITION & ARTISTS

阪中隆文

1989年東京生まれ。写真・映像・インスタレーションを制作する。暗渠、ビルの天井裏、床下、古墳、空き地など都市や建築の周縁的領域に着目し、遊びのような行為によってアプローチする。
1964年の東京オリンピック政策によって埋もれた地下河川でパレードをしたり、古墳の石室に隣接する中学校からテニスボールを打ち込む遊びを子供達と行い、あるいはチャウシェスク政権によって残された巨大な地下構造物に自身の恋愛感情を吐露したりと、社会の変化によって生まれる空白の空間を個々の身体や感情とコラージュのように結びつけている。
また展示空間において自身の身体を用いた徒労のような行為によって、空間と自身と観客の関わり方を変容させるプロジェクトも行う。

近年の主な個展に
「atopic search for atopia」(Art Center Ongoing,2021)
「wandering in atopia」( 国際芸術センター青森、2020)
「スーパープレイ」(Token Art Center、2019)
などがある。