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11月1日 (土) 19:30～
作家を囲んでのオープニングパーティー

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11月8日 (土) 20:00～
ライブイベント「にがウーロン×ウタマロケンジ」

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11月9日 (日) 16:30～
Pre Ongoing School
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー
お好きなケーキとお飲物がついてきます

Art Center Ongoingでは2年ぶり3回目となった市川健治の個展『白と黒と灰色の風』。自ら収集した大量の写真や画像から小さな正方形を切り抜き、それらを組み合わせることで新たなイメージを作りあげる「ピクセル・モンタージュ（Pixel Montage）」という1990年に自ら考案した技法で知られる市川。本展で市川は、今なお安全性に疑念の声が上がり続ける、米軍普天間飛行場で運用される垂直離着陸輸送機オスプレイを題材にした作品を発表。オスプレイのイメージを作り上げていたのは大量の新聞記事。展示タイトルのように、白と黒と灰色だけでイメージは作りあげられ、現代の日本が抱える問題に対して鋭く言及するかのような本作は、これまで女性の裸、とりわけ、おっぱいばかりを扱ってきた市川としては、意外な作品展開となった。時事的な問題を扱うこと自体初めての市川だが、加えてこれも初となる映像作品を発表。無数の新聞紙の切り抜きから出来上がったオスプレイが、コマ撮りアニメの手法で動き出し、灰色の風を吹き上げる。
小川希（Art Center Ongoing）