Art Center Ongoing

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Sculpture is ongoing

齋藤雄介

2015.03.04 [水] - 2015.03.15 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)

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3月4日(水)19:00~
齋藤雄介、彫刻揚げはじめました。
【公開制作】
作家本人が調理した作品をご来場者に提供します。
ぜひ御参加ください。(数に限りがあります。)
オープニングパーティー

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3月7日(土)19:00~
立体的談合
(クソまみれでもリアルの方が生きてる感じ)
【トークイベント】

異なる方法で立体を制作、表現する同世代の作家達が
それぞれの角度から立体について語ります。
Guest
池崎拓也(素材への審美眼)
井出賢嗣(おもしろ造形センス)
上村卓大(自由自在のテクニック)
村田峰紀(ミスター身体感覚)

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3月14日(土)17:00~
「拝啓、吉川陽一郎先生。
大学を卒業し、かれこれ9年くらい経ちました。
僕の作品をまた講評していただけますでしょうか。」
【Pre Ongoing School】
作家本人と先生による展示作品の解説を交えてのレクチャー
お好きなケーキとお飲物がついてきます。

Art Center Ongoingでは初の個展となった齋藤雄介による『Sculpture is ongoing』。物質の色と素材の意外な組み合わせや、その間に生まれる質感や感触の差異を巧みに操ることで、見る者の感覚を揺さぶるダイナミックな立体作品で知られる齋藤。本展では自身初となる公開制作を展示初日に決行。その名も「彫刻揚げ」。普段の生活の中で見つけた形や出来事をモチーフに食べ物で彫刻を作りあげ、それにタイトルをつける。オープニングパーティーでは、作品タイトルが並んだ紙(おしながき)が配られ、注文が入るとそれを油で揚げ、観客に振る舞った。ただし観客が知ることができるのはタイトルだけで、衣の中身が何なのかは食べるまでわからない。もちろん全部おいしく食べられるものばかりで、観客はこのかつてない食体験もしくは彫刻体験に大満足。自身の作品が、誰かの血と肉となり、体の一部へと変化していくことで、作家である自分と他者との間に新たな関係性を見いだせるのではないかと語った齋藤。初日以降は、パーティーが終わったままの状態をインスタレーションとして展示。美味しそうな匂いが会期終了まで漂い続けていた。
小川希(Art Center Ongoing)

齋藤雄介

生活の中から出た不要品や道で拾ったものなどの、一度人の手に渡った素材を扱い、セメントや木材、樹脂などと組み合わせた立体やインスタレーション又、紙袋やレシートなど様々な素材を用いたペイントコラージュ、料理の形態をとったハプ […]