Art Center Ongoing

SEARCH EXHIBITION & ARTISTS

滝川

東野哲史

2016.05.04 [水] - 2016.05.15 [日]
12:00-21:00 定休:月、火 入場料:¥400(セレクト・ティー付き)

■■■
5月7日(土) 19:00~
オープニングパーティー

■■■
5月14日(土) 19:00〜
香港からOngoing AIRにやってきたアルビンことAlvin Lee Siu-hinのレジデンス報告会+パフォーマンス

■■■
5月15日(日) 16:00〜
プレ・オンゴーイング・スクール
作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー
お好きなケーキとお飲物がついてきます

■■■
5月15日(日)19:00~
ホネグミ 3rd ギグ feat. うゐちゃん
出演(予定):鈴木恒成(ギター)、東野哲史(エレクトロニクス)、山崎隆史(倍音)

Art Center Ongoingでは2013年の個展以来4回目となった東野哲史の個展『滝川』。展示する場の特性を生かす美術用語を使うならばサイトスペシフィックな表現、見たままを言えばその場にあるものだけで作品を作ろうとする非生産的な表現で知られる稀有な作家。今回の個展ではOngoingの1階カフェで使用しているすべての机と椅子を2階のギャラリー空間へと移動。空っぽになった1階では、1台のビデオカメラが窓の外の風景を映している。そこで撮影された映像は、リアルタイムで2階のギャラリーの壁に投影されている。観客は、ふだん1階のカフェで過ごす時空間を、2階のギャラリーで過ごすこととなる。もちろん、それだけでは終わるはずもなく、カツラをかぶった髭ズラの給仕が、ローラースケートに乗って注文を聞きに来くる。どうやらこいつが本展のタイトルにもなっている「滝川」という男らしい。下手くそなローラースケートで毎回バランスを崩しながらも、滝川は展示期間中の毎日、給仕の仕事をこなした。そしてこの滝川こそ、まさに作家の東野哲史本人。ちなみに本展示以降、東野の他の展示や作品でもこの滝川というキャラクターが度々登場することとなる。とにかく爆笑しかない。
小川希(Art Center Ongoing)

東野哲史

1976年滋賀県生まれ。武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒業。非生産的生産活動という名目のもと、日常の取るに足らないものごとや単なる思いつきに対してのレスポンスを制作の起点として、インスタレーション、ビデオ、W […]